バリの床は心地いい

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最近の昼寝はもっぱら床でする。

頭だけ布団に乗せて、身体は床に出して寝ている。

 

バリの床は白いタイルでできていて、冷たくて気持ちいい。

それに掃除も楽だ。

 

妻が近所の友人宅へ行ったとき、途中にある家では、おばちゃんが玄関と部屋の間で寝ていたらしい。

一瞬倒れているのかと思うような体勢で。

 

たぶんみんな、タイルの冷たさが心地いいんだろうなー。

 

という、どうでもいい内容。

毎日同じ生活をして、あまり出歩かないので、書くことがない。

別にアフィリエイトとかやっているわけでもないので、書くことがないなら書かないで放っておけばいいのだけど。

 

日本にいたときから買い物もしないので、バリ移住を考えている人向けの有益な情報は、きっと全部書いてしまった。

 

最近買ったものといえばこれくらい↓

 

・スプライトのペットボトル:200円くらい

・プリングルスのスパイシー味:180円くらい

・オレオクッキー:70円くらい

・パンケーキと間違えた屋台のチヂミ:150円くらい

・屋台のナシゴレンとミーゴレン:2つで180円くらい

・はちみつ1本:400円くらい

・キャラメル味のコピ(コーヒー)10杯1パック:100円くらい

・ヨーグルト:300円くらい

・マンゴージュース1パック:200円くらい

・蚊取り線香60日用:500円くらい

・殺虫スプレー1本:300円くらい

・ティッシュ1箱:80円くらい

White Magic と Black Magic

昨日ひょんなことから、お世話になっている友人と、FBで「ぜひ、ホワイト・マジック習得してください!」という話になった。

そこでちょっと調べてみた。

どうやって習得するんだろう…?

 

そもそも習得できるのか?

というと、どうやらできるらしい。

しかもバリ人じゃなくても良いらしい。

 

ざっくりいうと…

ホワイト・マジックというのは、ブラック・マジックでかけられた悪い気を祓うこと。

ブラック・マジックというのは、「このヤロー」と思った人を病気にしたりしちゃうこと。あと惚れさせたりもしちゃうらしい。

 

バリでは、病気になると「ブラック・マジックにかけられた!」という人がまだまだいる。

これは医学の発展とかとはあまり関係なく、きっと信仰心からくることだろう。

病気や災いを悪霊やブラック・マジックのせいにするからといって、別に先進国より劣っているということはないと僕は思う。

 

このホワイト・マジックとブラック・マジックを扱える人を「バリアン」と呼ぶ。

先祖代々バリアンの人と、勉強してバリアンになる人がいるらしい。

バリアンの中には、普段はワルンやガイドやランドリーの仕事をしていたり、案外フツウな人が多いとか。

ホワイト•マジック専門とブラック•マジック専門で分かれているわけではなく、表裏一体で、使い方次第でどちらにもなるみたいだ。

ようは使う人の心次第というわけ。

 

勉強してバリアンになる人の中には、外国人もいるようで、調べるとやはり日本人もいた。

日本人はスピリチュアル好きだから、いないわけはないのだ。

 

その人は、バリ滞在56日、バリアンと出会ってたった13日でバリアン認定されたそうだ。

それも神から。

もともとスピリチュアルな勉強をしていた人のようなので、きっと物凄く強い縁が働いたんでしょう。

それでも13日で認定って、まるで普通免許の合宿みたいに短い。

 

修行内容は詳しく書かれていなかったけど、川や温泉、あと特別な島での修業があるらしい。

それに足つぼマッサージみたいなやつとか、なにやら謎のお酒(?)を飲んだりとかするみたいだ。

 

縁があれば会ってみたいな、バリアン。

バリでの生活パターンと僕たちの贅沢

滞在1か月ほどで、ほとんど日本にいるときと変わらない生活をしている。

元来僕は出不精だ。

 

行くところといえば、近所のランドリー、市場、コンビニ。

ランドリーは週に2回。

市場も週に2回くらい。

コンビニは市場に行ったついでに。

あとは用事があるときに、デンパサールの中心部やクタ、サヌール、スミニャック、それにSさんの田舎・タバナンに行ったくらい。

来週はヌサドア、再来週はシンガポールに行く予定。

 

起きて、妻と朝食を食べて、日課のそうじ。

用事があれば出かけるけど、それは週に1~2日ほど。

いや出かけない週もあるな。

大抵はマンディして昼寝して、ランドリーに行って、夜市でおかずを買うか家で妻が夕飯を作ってくれる。

夕飯を食べたらマンディして、ダラダラして僕は仕事。妻は語学勉強したり。

 

いつもこんな生活。これで僕たちは満足している。

 

毎晩売りに来るパン屋さんで、週に2回くらいパンを買う。

生地がふわふわで、なんともおいしい。

いつも3~4つ買っているけど、たぶん150~200円くらい。

それをバリコピと一緒に朝いただく。

これが僕たちの贅沢。

 

お出かけついでに観光地で外食もするけど、「夜市のナシゴレンを10回食べた方が良いな」と思ってしまう。

 

僕たち夫婦は、観光地でのショッピングやカフェ巡りにも、きれいなレストランでの食事にも、クタやレギャンでの夜遊びにも、全然興味がない。

泳ぐのは好きだし、海かプールで泳いだり、自転車を買ってサイクリングしたいなという願望もあるけど、派手なマリンスポーツはやらない。

バリの星空や夕日も好きだけど、自宅やタバナンの田舎で見る空が好き。

お酒もタバコも、ギャンブルもやらない。

 

生活だけ見れば、バリじゃなくて、日本の田舎でも、沖縄や離島でも、フィリピンでもマレーシアでも、タイでもベトナムでも、フィジーでもハワイでも、カリフォルニアでもフロリダでも、キューバでもジャマイカでも、スペインでもプロバンスでも、どこでも良いのかもしれない。

 

けどなんとなく、バリ人やバリの気候、食べ物が好き。

別にバリにいる理由なんてなくても良い。

ここで毎日暮らせる。

というのが、なんか幸せなんだろう。

ニュピの日に思い出したこと

バリの正月であるニュピの日は、外出•労働•火の使用•電気の使用•殺生が禁止。
これらの禁止は、バリ人やバリ•ヒンズー教の人に限らず、外国人観光客にも適応される。
つまり、この日は宗教や国籍に関わらず、みんなが平等に質素に過ごす。

そんなニュピの日を考えながら、イラクのことを思い出した。

イラク戦争後、毎日殺人や強盗などの犯罪が絶えなかったイラクで、一日だけ犯罪件数ゼロだった日がある。

それはイラクに雪が降った日。

子どもも大人も老人も、みんなが空を、雪を見ていたらしい。

そんなイラクの出来事を思い出したら、今度はザ・モッズというバンドの曲が聴きたくなった。

『CHRISTMAS TIME』という曲。
歌詞の中にこんな一節があるからだろうか。

名前でもお金でも権力(ちから)でもない 今夜だけは、雪は全ての街 白く染め

ニュピから帰って聴こうとしたら、うっかり新しいPCにiPhoneを同期してしまい、曲が全部消えてしまった。
まぁもうしょうがない。

Nyepi(ニュピ)

2014年から1936年へ。昨日年が明けた。
町中のいたるところに「1936」のポスターや横断幕が掲げられている。
まるでタイムスリップしたような気分だ。

西暦1936年は、スペイン内戦やベルリン五輪、二.二六事件があった年。
一時代前といった印象だろうか。戦前の日本を見てみたい。
バリの1936年は、日本製の車もバイクも走っているし、スマホだってある。

大晦日に見たオゴオゴは、村によって個性豊かで、ブランコに乗ってたり、華奢だったり、ブルドックを引いていたりとさまざまだ。
「お祭りが多いバリ島で、唯一静かなお祭り」「島全体が完全な静寂に包まれる日」と聞いていたニュピは、少々想像とは異なっていた。いや、きっとクタやデンパサールの都市部は、「静けさ」に包まれていたはず。田舎だったから異質なニュピだったのかもしれない。

村の男たちは、朝から博打に夢中で、食事のとき以外は深夜までずっと博打をしていた。(朝は道路の補強をしてたけど)
女性たちは、チャナンや食事づくりに熱心だ。
若者や子供たちは、スマホとDVD鑑賞、それにセルフィ(自写撮り)に夢中。
きっと日本と大差ない光景だろう。

「火の使用禁止」「電気の使用禁止」「外出禁止」「労働禁止」と聞いていたけど、なぜか温かい料理が出てくるし、ちょこちょこ明かりはついているし、星を見に家から出ちゃうし、どうやら割とゆるい感じらしいぞ。村によっては闘鶏をするところもあるとか。

まぁ、天の川や南十字星も見れたし、たくさんの蛍も見れた。
妻と話す時間もたくさん取れたし、とても貴重な2日間。

今は2014年のバリ・デンパサール。ここが現実。

バリ島(インドネシア)での観光ビザ延長方法

到着ビザ(観光ビザ)の延長手続きのため、デンパサールのイミグレーションへ。

今はまだ到着ビザで滞在しているため、なんの手続きも行わなければ30日しかバリ島にはいられない。延長手続きをしても、+30日間、計60日間だけ。
観光ビザでも、だいたい3ヶ月の滞在を許可している国が多い中、インドネシアはかなり短いのではないだろうか。

ソシアルビザなら約半年滞在できる。が、滞在2ヶ月後に延長手続きを、その後1ヶ月毎に延長手続きを行う必要がある。さらにソシアルビザの場合、一度インドネシア外に出るとビザが消失してしまう。結構厄介な仕組みだ。
けどそのうちソシアルビザを取りに、シンガポールに行くことになるはず。

到着ビザの延長方法はこんな感じ。

【用意するもの】
●パスポートの原本
●パスポートの写真ページ、到着時に押された日付の入ったスタンプページのコピー
●60日以内の出国を証拠づける航空チケットのコピー
●イミグレーション受付でもらえる申請書
●スポンサーの身分証明証 ←これはなくても大丈夫かも
●ビザ延長代金 1人250000Rp(約2500円)

【手順】
●受付前にある機械から、整理番号を取る
●番号を呼ばれたら、申請書をもらう
●申請書に必要事項を記入する
(飛行機の中で書く内容とほとんど一緒。延長の目的や、日本の家族の連絡先とかが追加されるくらい)
※今回もSさんに連れてきてもらったので、スポンサーになってもらいました。
けど到着ビザの延長に、スポンサーは必要ないという情報もあり。おそらく、スムーズに手続きできるように気を利かせてくれたんだと思う。感謝。
●また整理番号を取る
●番号を呼ばれたら、記入した書類・パスポートのコピー等を提出
●パスポートの原本も預ける ←1週間くらい手元にないのでちょっと怖い
●次にイミグレーションに来る日にちと時間を教えてくれる。あと紙切れをくれる。
※今回は、3月24日の12:00前まで

【だいたいのスケジュール】
●滞在30日(29泊30日)の7~10日前までにイミグレーションへ
※7日きっちり滞在可能日数が残っていないと受理されない
※インドネシア国内に2週間以上滞在していないと受け付けてくれない、こともあるらしい
●上の手続きを行う
●だいたい5営業日後に、延長代金を支払いに再度行く。領収書みたいなシートをもらう。
●その翌営業日に、延長後の日付が入ったスタンプ入りのパスポートを受け取る

 と、こんな感じ。

ソシアルビザしかり、到着ビザの延長しかり。
ネットで調べても、エージェントに聞いても、人によって情報が異なる。
今回は、日本領事館の人に聞いたので間違いないはず。

出会いもBali magicか

バリに行くことを決めてから、たくさんの人と知り合うことができた。

ブログで知って、根掘り葉掘りバリ島生活のことを質問させてくれた人。
現地での法人設立のことを細かく教えてくれた、サヌールで会えた人
エアチケットの手配やビザのことを教えてくれた人。
たくさんの人を紹介してくれた人。
まだお会いできていないウブドの人。
結婚式のときから、というかもっと以前からお世話になりっぱなしのSさん家族。

行動すれば良いというものでもないけど、動けば状況は変化する。

東京のインドネシア大使館に行った帰り、ビザのことがややこしくて困っていたとき。
目黒にはインドネシア料理店が2つあり、本当はもう一つのお店に行く予定だったけど、寒くて歩くのが面倒になったので、外観的に入りにくい方のお店を選んだ。
そこで出会ったJさんは、インドネシア出身のお母さんからお店を受け継いだ肝っ玉母ちゃんみたいな人。
妻が今度バリに行くという話をしたら、バリに住んでいる日本人の方々をたくさん紹介してくれた。
バリ島は不思議なことがたくさん起こると聞くけど、このときからバリマジックは始まっていたのかもしれない。