ニュピの日に思い出したこと

バリの正月であるニュピの日は、外出•労働•火の使用•電気の使用•殺生が禁止。
これらの禁止は、バリ人やバリ•ヒンズー教の人に限らず、外国人観光客にも適応される。
つまり、この日は宗教や国籍に関わらず、みんなが平等に質素に過ごす。

そんなニュピの日を考えながら、イラクのことを思い出した。

イラク戦争後、毎日殺人や強盗などの犯罪が絶えなかったイラクで、一日だけ犯罪件数ゼロだった日がある。

それはイラクに雪が降った日。

子どもも大人も老人も、みんなが空を、雪を見ていたらしい。

そんなイラクの出来事を思い出したら、今度はザ・モッズというバンドの曲が聴きたくなった。

『CHRISTMAS TIME』という曲。
歌詞の中にこんな一節があるからだろうか。

名前でもお金でも権力(ちから)でもない 今夜だけは、雪は全ての街 白く染め

ニュピから帰って聴こうとしたら、うっかり新しいPCにiPhoneを同期してしまい、曲が全部消えてしまった。
まぁもうしょうがない。