バリでの生活パターンと僕たちの贅沢

滞在1か月ほどで、ほとんど日本にいるときと変わらない生活をしている。

元来僕は出不精だ。

 

行くところといえば、近所のランドリー、市場、コンビニ。

ランドリーは週に2回。

市場も週に2回くらい。

コンビニは市場に行ったついでに。

あとは用事があるときに、デンパサールの中心部やクタ、サヌール、スミニャック、それにSさんの田舎・タバナンに行ったくらい。

来週はヌサドア、再来週はシンガポールに行く予定。

 

起きて、妻と朝食を食べて、日課のそうじ。

用事があれば出かけるけど、それは週に1~2日ほど。

いや出かけない週もあるな。

大抵はマンディして昼寝して、ランドリーに行って、夜市でおかずを買うか家で妻が夕飯を作ってくれる。

夕飯を食べたらマンディして、ダラダラして僕は仕事。妻は語学勉強したり。

 

いつもこんな生活。これで僕たちは満足している。

 

毎晩売りに来るパン屋さんで、週に2回くらいパンを買う。

生地がふわふわで、なんともおいしい。

いつも3~4つ買っているけど、たぶん150~200円くらい。

それをバリコピと一緒に朝いただく。

これが僕たちの贅沢。

 

お出かけついでに観光地で外食もするけど、「夜市のナシゴレンを10回食べた方が良いな」と思ってしまう。

 

僕たち夫婦は、観光地でのショッピングやカフェ巡りにも、きれいなレストランでの食事にも、クタやレギャンでの夜遊びにも、全然興味がない。

泳ぐのは好きだし、海かプールで泳いだり、自転車を買ってサイクリングしたいなという願望もあるけど、派手なマリンスポーツはやらない。

バリの星空や夕日も好きだけど、自宅やタバナンの田舎で見る空が好き。

お酒もタバコも、ギャンブルもやらない。

 

生活だけ見れば、バリじゃなくて、日本の田舎でも、沖縄や離島でも、フィリピンでもマレーシアでも、タイでもベトナムでも、フィジーでもハワイでも、カリフォルニアでもフロリダでも、キューバでもジャマイカでも、スペインでもプロバンスでも、どこでも良いのかもしれない。

 

けどなんとなく、バリ人やバリの気候、食べ物が好き。

別にバリにいる理由なんてなくても良い。

ここで毎日暮らせる。

というのが、なんか幸せなんだろう。