クタは日本人でいっぱい
日本はゴールデンウイーク後半。
早い人は、先週の土曜日から11連休だとか。
クタや観光地は、日本人でいっぱいらしい。
ますます足が向かない。
3月は比較的忙しくさせてもらったけど、4月は年度はじめということもあり、仕事量が少なかったので大変時間を持て余してしまった。
いろいろな方と出会う時間を作れたのは良かったけれど。
しかし、仕事量がアンバランスなのはよくない。
本当は、バリ島内での仕事もした方が、よりバリのことを知ることができて良いんだろうな。
言葉も仕事をすれば少しは覚えそうだ。
いつまでも妻に頼りきりというのも、些か困りものだ。
1か月の生活費@バリ 2014年4月の場合
4月に実際に使った額を書いていきます↓
※夫婦ふたり分です
<毎月かかるもの ~生活費~>
・光熱費、水道代、通信費(ネット)…3831円
・食費…2万4413円
・雑貨費(ランドリー・日用品など)…3523円
・医療費…1134円
・交通費、ガソリン代…3089円(タクシー代)
・交際費・娯楽費…2148円
・語学学校費用…3万円
ここまでで、計6万8138円
<毎月かかるもの ~税金関連~>
・住民税…約2万円と仮定
・国民健康保険…約5万円と仮定
・国民年金…約3万円
・源泉税…報酬の約20%
・海外保険…約5万円
税金関連が、計約15万円+源泉税20%
<積立が必要なもの>
・家賃…2万7000円
・日本への帰国費…2万4000円
・ビザ代…2万2000円
観光ビザ
①初回申請1人約2500円(25ドル)
②延長申請1人約2500円(250000RP)
③シンガポールへの渡航費1人1万5000円
④空港使用料1人約2000円(200000RP)
※①~④を÷2ヶ月=月1万1000円×2人
積立が必要な分が、計7万3000円
合計で、29万1138円+源泉税20%
空港使用料が、4月から約500円値上がりしたそうです。
バリ島でお金持ちになるたった1つの方法
というタイトルにすると、アクセス数に変化があるかなと思って付けてみた。
アフィリエイトとかしていないので、アクセス数は伸びなくても良いんだけど。
バリ島に限らず、お金持ちになる方法は、世界のどこにいようと変わらない。
「使うお金を、入ってくるお金より少なくする」
これだけ。
大金持ちにはなれないかもしれないけど、時間をかければ、小金持ちくらいにはなれるんじゃないだろうか。
急に大金持ちになっても、使い方や楽しみ方を知らなければ、散財して身を崩すだけだ。
お金を得るのも、人からの評価を得るのも、階段を上るように、一段一段、時間をかけた方が良い。
気負わず、驕らず、偉ぶらずが良い。
短時間で大金を得る方法もあるんだろうけど、だれにでもわかりやすく、シンプルな方法が一番。
複雑にすれば、だれかに説明するにも理解までに時間がかかるし、シンプルな方法ほど、人に真似できない。
入ってくる情報が多くなると、物事を複雑に考えがちだ。
けど、世界は意外とシンプルにできていると考えて、余計な情報は相手にしてやらない。
海外にいると、世界のニュースに疎くなっていく気がする。
知らなくても済むニュースの方が多いから、気にする必要もないのかもしれないけど、韓国の沈没船のニュースとか、昨日知りました。
世界中が成熟社会になったら
バリは成長社会真っ只中。
僕は2回しか来たことがないからわからないけど、何度も来ている人たちは
「バイクばかりだったのに、最近は車が増えた」
「町がきれいになった。(ごみは多いけどね)」
と口々にいう。
高度成長期の日本も、きっとこんな光景だったんだろう。
インドネシア政府がインフラ整備に力を入れているから、どんどん変化していくはずだ。
「国民みんなが勤勉」かどうかは知らないけど、バリの人はみんな頭が良いと思う。
語学の吸収力がすごい。好奇心もある。向上心もある。
ずっと井戸端会議をしている男連中もいるけど、朝から晩まで働いている人も案外多い。
近所のランドリーなんて、ニュピ以外休んでいるのを見たことがない。
交代で休みを取っているようすもないし、いったいいつ休んでるんだろう。
それに、バリで見る求人はどれも週休制だ。日本人向けだからかもしれないけど。
成長社会は、価値観がある意味シンプルだ。
日本も「マイホーム」「車」がステータスだっただろうし、男の一生の買い物なんて、家と車を買えばほとんど済んだようなものだ。
旨いものを食べ、良い家に住み、良い車に乗り、良い服を着る。
極めてわかりやすい。
日本は、ずいぶん前に成長社会を終えた。成熟社会への転換というやつだ。
けど日本の教育は変化しただろうか。
「人も経済も、半永久的に成長し続ける」かのように教育しているように思える。
永久に成長を続けるなんて、めちゃめちゃ楽観的な考え方だと思う。
10代や20~30代にある虚無感は、この教育が原因だったりしないんだろうか。
「悟り世代」とか言われているように、若い世代は価値観を変化させつつある。
けど若い世代でも、お金があって、将来の不安がなければ、きっとかつての日本のように物を買うと思う。
結局お金がないから買わないだけで、諦めにも似た悟りなのだ。多くの場合は。
成熟社会になると、価値観が多様化してくる。
成長社会にも多様性はあるはずだけど、それが顕著になる。
「年収何千万も稼いで、良い家に住んで、良い車に乗って…」という価値観。
「やりがいがある仕事に人生を賭ける」という価値観。
「そこそこ働いて、家で過ごす時間を大事にしたい」という価値観。
「働かずに、好きなことに没頭したい」という価値観。
などなど。
成長社会では階層構造のようになっていた社会が、成熟社会では小さなコミュニティが点在するような社会になるんだと思う。
日本やアメリカより早く成熟社会に入ったヨーロッパは、個人主義から家族主義になった。
年に一度のバカンスを楽しみに、普段は質素に暮らしている人が多い。
「11か月は来年のバカンスのことを考えて、1か月バカンスを取る」
なんていう人もいるが、それはヨーロッパの人に些か失礼だ。
それにヨーロッパってかなり広い。
家族を大切にするバリでも、成長社会が進めば個人主義になったりするのだろうか。
それはなんだか寂しい気がする。
数十年後に世界中が成熟社会になったとき、世界中に点在する小さなコミュニティがつながって、同じ価値観を共有したり、
となりにある別の価値観を持ったコミュニティと交流したりすると楽しそうだ。
そうなると、ヒトもモノもカネも、小さなコミュニティの中で循環する社会になったりするんだろうか。
それでも、人が、仕事や家族、友人、健康、お金なんかで悩んでいることは変わらないのかもしれない。
僕の幸福観
明石家さんまが言っていた。「幸せ」という感覚は人間にしかないらしい。
「幸せ」ほど曖昧なことはない。
掴んだと思ったらすり抜けていったり、遠くにあるようで近かったり。
「足るを知れば…」なんて言葉もある。
人からは、日陰や日向で寛いでいるイヌやネコが幸せそうに見えたりする。
仕事に追われる自分、家族や友人、健康、お金に悩む自分と比べるからだろうか。
イヌやネコに仕事はないように見えるし、健康はともかく、とりあえずお金の心配とは無縁だろう。
隣の芝は青く見えるものだ。
人が「幸せ」を考えるときは、たいていは抽象的になる。
具体的な場合は「目標」に言葉を変える。
人が幸せを追いかけ続けるのは、幸せという言葉が持つ意味が抽象的だからなのかもしれない。
じゃあ、ちょっと具体的にしてみたら良いんじゃないか。
「お腹いっぱい」だから幸せ。
「今日1回笑った」だから幸せ。
「ぐっすり寝られた」だから幸せ。
こんな感じに。
バリに来てから、僕の幸福観は、ますます具体的になった気がする。
縁に恵まれている僕たち
「老後は、南の島でゆっくり暮らしたい」という人は多い。
南の島でなくても、日本で田舎暮らしがしたい人は多いらしい。
どちらかというと、男の人が多いんだろうか。田舎暮らしに憧れる人は。
長年の会社員生活に疲れ、老後を夢想する数年は案外楽しいのかもしれない。
いま僕たちはバリ島にいる。だれがどうみても南の島だ。
ヤシの木はある。空は青く高い。日差しは強いが、島風が心地いい。
日本にはないフルーツがたくさんあるし、狂犬病を持ってそうな野良犬はいっぱいいるし、街の空気はきれいとは言い難い。
どの家にもチャナンがお供えされていて、お祈りをする人の姿がみえる。
観光地ほど押し売りは多いし、売店に定価はない。
なんだか不思議なことは起こるし、「あ、神っているんだな」と思えてくる島。
スピリチュアルな要素と、東南アジアのマンパワー溢れる要素が入り混じった島。
多くの人が夢見ている島に、僕たちはいま住んでいる。
まだまだ夢の途中だけど、「バリに住んでる」というだけで羨ましがられることもある。
といっても、別に羨ましがられるためにいるわけじゃない。
僕たちは、「バリ生活」を夢見ている人が想像する暮らしとは、ずいぶんかけ離れた生活をしているはずだ。
海の見える家、はない。
けど、車かバイクで20~30分行けば海がある。
メイドさんがいるプールか庭付きの大きな家、はない。
掃除は自分たちでするし、プールも庭もない。
家は2人では少々大きい。持て余してる。
毎日マリンスポーツ、なんてしてない。
というか、マリンスポーツは一度もしていない。
けど、海を見るのは好き。泳ぐのも好き。
夜はバーやクラブで、なんて縁遠い世界だ。
日が落ちてから出歩くことはほとんどない。
大抵は家にいるし、行くところといえば、近所のランドリーや市場、それにコンビニくらいだ。
さぞ退屈だろうと思うかもしれないけど、当人たちは退屈なんて感じていない。
老後が来るかどうかもわからないのだから、「暮らしたい」と思ったら早く実現させた方が良いと思うのだ。実現できる環境にあるのなら。
実際に暮らさないとわからないことも多いし、思いがけない縁が生まれることもある。
「現世で起こることには、すべて意味がある」とは思わないので、きっと意味のない出会いもいっぱいあるだろう。
けど、意味があるかどうかを見極めるのは自分次第。縁を育てて芽が出るかどうかも自分次第だ。
どうせなら、縄文杉みたいな大木に育てたい。
バリ人(インドネシア人)の友だちを日本に招待する方法
【ビザ(査証)申請先】
バリ島なら→在デンパサール日本国総領事館
住所/Jl. Raya Puputan No.170, Renon, Denpasar, Bali, Indonesia
【受付時間】
申請/8:30~12:00(平日)
審査日数/受付日を含めた4開館日
発給/13:30~15:00(平日)
【必要な書類】
※渡航目的により異なる
<知人訪問の場合>
①パスポート
②査証申請書・写真(4.5cm×4.5cm、6ヶ月以内に撮影されたもの) ※領事館HPからダウンロード可能
③KTP(住民登録証)のコピー
④在学(大学)を証明する資料 ※在学中の場合
⑤フライトの予約確認書(往路・復路)
⑥滞在予定表(入国から出国までの全ての行動予定を網羅したもの) ※領事館HPからダウンロード可能
⑦知人との関係を証明する資料(手紙、写真等)
⑧申請人同士の関係を証明する資料(家族関係票(KK)、出生証明書等) ※家族で渡航する場合
⑨招へい理由書 ※領事館HPからダウンロード可能
⑩渡航費用支弁能力を証明する資料(預金通帳のコピー等、直近3ヶ月分)
※渡航費用を申請人本人以外が負担する場合は、渡航費用支弁者と申請人との関係を証明する資料も添付
※渡航費用を身元保証人が負担する場合は、身元保証書・身元保証人の住民票も添付
※身元保証書は、領事館HPからダウンロード可能
<(自費による)観光の場合>
①パスポート
②査証申請書・写真(4.5cm×4.5cm、6ヶ月以内に撮影されたもの) ※領事館HPからダウンロード可能
③KTP(住民登録証)のコピー
④在学(大学)を証明する資料 ※在学中の場合
⑤フライトの予約確認書(往路・復路)
⑥滞在予定表(入国から出国までの全ての行動予定を網羅したもの) ※領事館HPからダウンロード可能
⑦知人との関係を証明する資料(手紙、写真等)
⑧申請人同士の関係を証明する資料(家族関係票(KK)、出生証明書等) ※家族で渡航する場合
【在インドネシア日本国大使館 HP】